慢性前立腺炎の原因は性病?高熱の際には入院して安静が必要です!

前立腺炎と性病

クラミジア•トラコマチスという病原体が性行為で男性器から尿道に感染し
上行感染すると前立腺炎を発症することが多く注意が必要です!

日本において感染者が一番多い性病と言われているのが
このクラミジア•トラコマチスと呼ばれる病原菌によってひこ起こされ

特に感染したからといって症状がほとんどないので
お互い気づかないままパートナーに感染させあってしまうという事がある
やっかいな病気です。

性交渉によりクラミジアに感染した性器または喉に男性器が接触する事で
性器の粘膜にクラミジアがうつってしまい

その菌が、尿道を通じて前立腺に感染することで、
前立腺が腫れ上がることで急性前立腺炎となります。

38度以上の熱と頻尿、おしっこした時に痛みや、下腹部の違和感、
痛みなどといった症状が現れ、特に熱が40度前後までになりますと、

入院して安静にし、菌の動きを抑えるための抗生物質を中心に治療が行われます。
また症状が落ち着いてからも、抗生物質を内服薬で2~4週間程度飲み続けていきます。

前立腺炎と性病のまとめ

我々の体には菌に対してある程度抵抗する免疫力を持っていますが、
疲労やストレスなどにより免疫力が落ちると、
菌の動きが活発になって病気になりやすくなります。

ある程度症状が治まったとしても、
前立腺にまだまだ菌が潜んでいる可能性があり

治ったからといって中途半端に治療を止めてしまうと、
再び菌の動きが高まり増殖を繰り返す事となり

慢性前立腺炎といって再び頻尿やおしっこするときの痛み、
下腹部の痛みや違和感などといった症状が現れやすくなります。

また、自分の体の菌が全て体の中から駆逐されたとしても、
パートナーがまだクラミジアを持っている場合は再感染してしまうということがありますので

感染を予防するためには性交渉の際にコンドームを付けるように心がけましょう。